「~しないように!」という指示がほとんど役に立たないわけは?

シータヒーリングインストラクター
アレクサンダー・テクニーク教師
中條マキコです♪

たとえば渋谷の交差点のような人ごみで、人にぶつからずに通り抜ける方法、ご存知ですか?

「人にぶつからないように」と思って歩く。

実際に試してもらうとわかりますが、実はこれはあまり上手くいきません。
では、どうしたらよいのでしょうか?

「空間に向かって」歩く

人と人の間にある空間を見つけ、そこに向かって歩くのです。
さらに

「紙のようにすり抜けることができる」と思って歩く。

そうすると、身体の動きに左右のねじれが加わり、本当にするするっと人ごみを抜けることができるんですよ。

「人にぶつからないように」と言う指示は、ぶつかりたくない人間にまず注目してしまいます。
「~しないように」という否定形を使った自分への指令が上手くいかない理由がお分かりになるでしょうか。

楽器を演奏する時も同じです。

「間違えないように」
「音をはずさないように」
「音程が狂わないように」
「音がかすれないように」
「タイミングがずれないように」

やりたくないことをまず考える、というのは人間のシステムにとって苦手なことなのです。
起こってほしいことを考えることが、自分のシステムに優しい方法だということをぜひ覚えておいてください。

「~しないように」がとても自分のパフォーマンスには役に立っている、というのならば、それを変える必要はありません。
それが人間のシステムにとっては苦手と言っても、一般的に言ってそう、ということで、必ずしも誰もがそう、というわけではないのです。

しかし、もし上手くいっていないのならこういった指令の出し方という基本的なところを変えてみるのはいい方法だと思います。

自分がいつも言っている「~しないように」を、いろいろ言い変えて実験してみてくださいね。

他人への指示でも同じこと。

「ミスしないように!」
「ミルクをこぼさないように」
「忘れないように!」
「散らかさないように!」
「走らないように!」

家庭や会社でに言っている「~しないように」を、どんなふうに言い変えられるでしょうか?

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