「失敗した!今の音はナシ!」と思う時

ココロとカラダの癒しエデュケーター
シータヒーリングインストラクター
アレクサンダー・テクニーク教師
中條マキコです♪

なんとなく練習を終えて憂鬱になってしまう時
もしかして自分をいじめすぎてはいませんか?

家で一人で練習をしている時
意図とはそぐわない音がでてしまった。
「あ、失敗しちゃった、いまのナシ!ナシ!」
そう思って、自分の出した音を抹殺してはいませんか?

本当に些細なことです。
しかしそれがいったいどういうことなのかを、ちょっとよく考えてみましょう。

音、というのはどんな性質のものだったでしょうか。
音は、空気を震わし、誰かの耳を求めて飛び込んでいくもの。
自分が出した音は、必ずなにかを振動させて、そのありかを明らかにします。

その性質に、成功した失敗したは関係ありません。
どんな意図が含まれていたかも関係ないのです。

失敗した!今のナシ!と思う事は、
自分をきっかけとして起こるべくして起きた自然の事象を、なかったことにしたいという望み
自分の発した音は何も震わすことなく、誰に何の影響も与えなかった、と思いたい。

そう信じるのは自由。
けれども、それって可能なんでしょうか?

失敗したと思った音でも、空気を震わし人の耳に飛び込むのは一緒なのです。
その性質までは変えられません。

人が本当にいなくて、確実に誰の耳に届いていなくても、空気は振動した。
あなたは、その時いる世界に何かを投げかけ、波紋は起きて広がった。
微細な変化をもたらしたわけです。

まるで花が人知れず地面に落ちるように

それを考えると、自分が出した音について「失敗した、今のナシ!」と考えることの無駄さに気付かされます。

不可能な事を考えることで、人のシステムには緊張が起きてしまいます。
その緊張は、より、起きてほしくないことなのは確実です。

もっと、自分の出し音たちを、ありのままにしておいてあげませんか。
必要以上にそれでもいいとか、意味があるとかわざとらしく思う必要もありませんが、必要以上に緊張を生むこともありません。

自分が出した音に対するジャッジは、直接自分へのものとなります。
音への否定は、微細な自分への否定でもあるのだと思います。

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